昨日清水女流王将とコンピュータが対局してコンピュータが勝利しましたが、清水さんが対局相手に選ばれたのは何故でしょうか?
前評判でのコンピュータの強さがどうであれ下から順番にステップアップしていくのが筋ですから最初は女流からというは納得です。
ただトップ女流の人選なら一冠のみの清水さんより現在一番強いと思われニ冠の里見女流名人のほうがふさわしかったと思うのですが。
序列一位を出すならば甲斐女王ですし。
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女流棋士の独立問題と関係があると思います。3年前の渡辺竜王戦以降、プロとコンピュータの対局は禁止されてきました。女流トップの実力は奨励会初段程度で、将棋ファンならばあから2010が勝つのは目に見えてました。清水さんの実績は女流のトップですが、対男性棋士の成績で行くと独立した中井さんの方が上です。しかし、人間同士の対局となると中井さんは清水さんになかなか勝てません。将棋連盟にしてみれば、女流が負けても痛くもかゆくもないというのが正直なところでしょう。質問者は里見さんや甲斐さんの名前を出しておられますが、誰が出ても勝てないことは同じです。女流看板棋士の清水さんが適任だったと思います。次の対局者は話題を狙って、瀬川四段、神吉六段、加藤一二三九段あたりを出してくるか、羽生さんで早い時期にプロにはまだまだ勝てないと持っていくのか。展開を楽しみにしています。
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女流であれば、誰が指してもコンピューターには負けます。若い人が負けると、「コンピューターに負けた人」というレッテルを貼られたまま一生を過ごさなければならないので、悲しいですよね。
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長年女流の第一線で活躍した実績とネームバリューは里見や甲斐より格上ですし、最先端のテクノロジーと和服姿の美女の対局は絵になります。
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一回勝ったぐらいで「コンピュータが人間に勝った」「人間がコンピューターに負けた」と騒がれて不公平で損害が大きいから、若い棋士にはコンピューターの相手をさせたくないのでしょう。
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イソップ物語に「ろばをかついだ親子」という話があります。まあ、そういうこと。
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そこはベテランの味ってことでしょう。
華がありますしね。
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