テレビで将棋の特集をやっていたのを見てちょっと疑問に思いましたので質問させていただきます。棋士には女流というのはありますが男流というのはありません。
また、男女が向かい合って勝負している場面は少なくともプロの場合、見たことがありません。スポーツなら男女で力の差があるので別々に行うのは分かりますが、将棋は頭脳勝負なので男女差があるとは思えません。昔は勝負するのは男だけだったなど歴史的な背景でもあるのでしょうか。
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いえ、これが男女差がある世界なんですよ。
これはもう明確に差があります。
女流棋士と男子の棋士は分けられており、女流プロは女流棋戦というリーグに参加する為、一般の棋戦には参加しません。
ただ別に女性が棋士になれないという訳ではありません。
奨励会で4段になれば、女性でも棋士にはなれますが、今のところ一人として棋士になった人はいません。
一応、女流棋士から棋士になる制度もありますが、それでも女性の棋士はいませんね。
まず理由として、女性は男性に比べ、将棋の能力が低いといわれています。
これはスポーツで明確に男女差があるように、将棋のようなゲームにも男女差があると言われています。
また、そもそも将棋人口の差にも理由があると言われていますね。
そもそもの成り立ちとして、女性が棋士になる事が出来ない為、女流棋士という制度が出来ました。
あまりにも男女差がありすぎた為、女性の将棋人口を増やすという名目で、別枠を作った訳です。
一応、交流戦というか女流棋士でも参加できる棋戦もありますが、たいていは男性が勝ちますね。
女流プロのトップクラスでも、男性棋士との勝率は2~3割程度と言われています。
すぐに段落ちしてしまう棋士ですから、この勝率で棋士になれないのは言わずもがなでしょう。
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