将棋について質問です.米長玉なんて悪形、どうして指されるようになったのでしょうか?香の上に王なんてどう考えても、端攻めに弱いように思えます.角の睨みに対して香を取られないのと、馬になるのを防ぐ意味
なら意味がありますけど、好んで米長玉なんて指す棋士は現在では居るのでしょうか?米長玉を指すならワシなら穴熊です.現在プロで流行している陣形などお願いします.ジャンジャン横丁の将棋はジイサンだらけですし、コナミの天下一将棋会は、設置台数の少なさで長い間、人と指していません.
|||
確かにプロ棋士が指しているのはほとんどみたことがありません。
女流棋士なら矢内さんが多用しています。
普通の穴熊は藤井システムに代表される様な穴熊崩しを受けやすいですが、
米長玉は安全に組めるし、端攻めもそんなに心配要りません。(8七銀、8六歩が端攻めを強力に守っています。)
あとは玉が遠く、穴熊には及びませんが、それでもかなり堅い囲いだからだと思います。
角筋も避けていますからね。
あと、手数もそこまでかからないので、囲いとしては非常に優秀です。
しかし、やはりプロは米長玉より穴熊のほうが優秀だと見ているのでしょう。
米長玉は少し不自然な囲いで、本筋とは思えないのかもしれません。
|||
米長玉の98玉は悪形ではなく、香の上に腰掛けるからこそ、指されるのです。
これは玉が戦場から遠いことがあげられます。
他に穴熊より短手数、穴熊ほどではないが、堅い。
米長永世棋聖のほかに女流棋士の矢内理絵子さんがいます。
矢内さんの端玉銀冠は、玉を遠ざける狙いと、角道を止めずに囲いをコンパクトにまとめ、何より堅いというのが利点です。
しかし端玉は端攻めに弱いなどの弱点もあります。
どの囲いも一長一短です。
前述のように米長玉には複数の利点があります。
端攻めに弱いにしろ、この囲いが有力なことに変わりはなく、前述のような理由から、米長玉が指されるようになった理由ではないのでしょうか?
|||
米長玉は、戦型とか戦法ではなく、戦いの途中や囲いの途中で双方の陣形から有効な玉の位置として指されます。
将棋の玉の位置は、絶対的に良い位置は存在しません。
双方の駒組の中で、最善と思える位置が選ばれます。
米長玉が、最善になる場合もあります。
|||
米長玉の利点は振り飛車の美濃より一路遠いと言うことです
プロでは矢内さんが有名でしょうか
|||
米長玉の利点は、角交換されていなければ角の筋に入らないこと。
あといかにも端攻めに弱そうだけど、意外と持ちこたえるところが
攻めを焦らせることになります。
最近のプロ棋士の棋譜では見かけませんね……
0 件のコメント:
コメントを投稿