2012年2月25日土曜日

将棋や囲碁の世界では、女流を男性と分けていますよね。 運動能力が問われるスポー...

将棋や囲碁の世界では、女流を男性と分けていますよね。

運動能力が問われるスポーツなら男女を分けるのはわかりますが、

こうした知能ゲームの世界にも男女の能力差はあるのでしょうか?

あるとすれば、それはなぜ?


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この質問も多いですね。

男性と女性がなぜわかれているのか?

身も蓋もなく言ってしまえば、単純に実力が及ばないからです。

女流棋士はトップクラスで、奨励会有段者といい勝負でしょう。

“勝つのは厳しいが、勝てないことはない”という状況ですよね。

そもそも将棋は、男性と女性で裾野の広さが違いますから、

奨励会を抜ける人がまだ出てこないことも無理はありません。



まず、誤解を解かせていただきますが、将棋界では、男性のプロを棋士、女性のプロを女流棋士と呼んでいるわけではありません。



プロ棋士というのは、将棋連盟の下の棋士養成機関である、「奨励会」を卒業した人々のことを言います。奨励会に入る際は、入会試験やプロ棋士の推薦などが必要となりますが、男女関係なく入会可能であり、好成績を上げ、四段になれば卒業できます。



たいして女流棋士というのは、「女性のみ」が入会できる「育成会」を卒業した女性のことを言います。育成会の入会条件、および卒業条件も、基本的には奨励会と同じです(ただし育成会では二級で女流棋士となります)。



では、何故そのような二種類の養成機関が存在するのか、ということについて。これは、現時点では、「男性棋士と女流棋士の実力の差が著しい」ということが理由です。近代まで「将棋=男性」というイメージが根強かったため、女性で将棋を指す人が少なく、普及が遅れていたため、このようなことになっています。実際に、奨励会に入会した女性も何名か存在しますが、今のところ、卒業した人物は一人もいません(現在の女性の奨励会員は二名だそうです)。そこで、将棋を女性にも普及するために創られた、女性のための将棋養成機関が「育成会」です。



現在では女流棋士の棋力も相当数向上しており、タイトルホルダーの女流棋士が新人棋士に勝利するという事態も、ちらほらと現れ始めました。奨励会を突破する女性が現れるのも時間の問題ではないでしょうか。



残念ながら将棋界の男女には歴然たる実力の差があります。

完全に実力制の男女オープンにすればほとんど女性棋士がいなくなるとの理由で女流棋士の制度を設けているのです。



他の方は脳の男女差を理由に挙げているようですが、

頭脳のスポーツとはいえ、体力的な差が理由であることも否めません。

羽生さんのようなトップ棋士になればタイトル戦を年に何十局もこなさなければなりません。

2日がかりのタイトル戦では一局終わっただけで体重が数キロ減るそうです。

この体力勝負とも言える過酷な対局を男女同条件で行うには難しいとも言えます。

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今年2011年女流3冠王の里見さんが、奨励会の1級から4段を目指すために、1級の試験を受けます。

1級にもなれないようでは、ますます力の差を、見せつけられるようなものです。

里見さんの今後に注目しましょう。



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簡単に言うと囲碁や将棋は長距離走の様なものだからです



体力と集中力は棋士にとって切り離せないのです


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男にも女にも天才はいますが、男の天才のほうが女の天才よりは勝るってだけでしょう。

男性の脳のほうが女性の脳よりも大きいのは有名な話ですし、出現しうる天才の限界も、男性の方が普通に考えてレベルの高い位置に来るでしょうね。



ただ脳が小さいから平均して女性は何でも男性に劣るのかというと、そうではありません。

女性は脳が小さい分、男性と比べてとても言葉が達者です。

これは女性の脳が男性より小さいため、男性と比べて脳の中で情報が伝達する速度が速くなるためだそうです。

まあ100メートルを走るよりは、当然50メートルを走るほうが速くゴールできますからね。

似たような理屈です。

まあ、悪く言えば口ばかり達者ということにもなりかねませんが…。


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自分も同じような質問を過去にしましたが、

層の厚さの違いだそうです。


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二つの場合が考えられると思います。1つは、技術レベルの問題。もうひとつは、モチベーションの問題。



将棋の方はわかりませんが、囲碁に於いては、技術レベルには差はないといえます。現に、男性棋士を相手に5割以上の勝率を残している棋士もいます。又、かつてNHK杯で、女性棋士が当時のタイトルホルダーを破ったこともあります。しかしながら、各棋戦で予選を突破した女性棋士は、数例しかありません。これは、おそらくモチベーションの問題と考えられます。張羽棋聖の言葉を借りるならば、



「”真に”勝ちたいと思っている者が勝つ」ということです。



張羽棋聖の言葉を続けます。「”心の底から”勝利を求めているからこそ、懸命に努力するし、碁に関して誰よりも突き詰めて考えることができるのです」と。つまり、男性棋士でもトップクラスになるほどその意識が強いということだと思います。したがって、囲碁に関しては、モチベーションの差であって、女性棋士と男性棋士では「能力差」はないと思います。



なお、将棋の場合ですが、王座戦の予選で、女流棋士と男性棋士の一斉対局が毎年行われているようですが、そのとき負けたある女流タイトルホルダーが、男性に勝てない理由を、「集中力の持続力がすごい」、というような意味のことを言ってました。


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女性は自分の主張ばかり通そうとするからだ、と聞いたことがあります。


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過去にたくさん同様の質問が出ていますので。

「将棋 男女差」で検索して下さい。

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