女流棋士に振飛車党が多いのはなぜですか。
受け将棋でもないのに。
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アマチュアに振り飛車党が多いから…というと失礼になりますかね。
振り飛車は飛車振って美濃か穴熊にするだけだから、そりゃ分かりやすいですよね。
確かに久保棋王や鈴木八段の将棋はそれぞれ特徴があって華やかなんですよ。ああいう将棋が指せれば楽しいに決まっている(でも真似できないですね、あのレベルは)。ライトなんですよ、振り飛車は。感覚的というか。
女性は一般的に理屈より感覚と言われますから振り飛車のさばけたときのカタルシスが合うのかもしれませんね(何となく偏見であまり感心しない見解ではありますが…)
私は激しい割に細かい手筋の宝庫の相居飛車の将棋のが一番面白いと思いますが、地味に見える部分と研究が必須なので論理的なものに合わない(?)女性には退屈極まりないのでしょう(本当は振り飛車は感覚で居飛車は論理なんて、ばかばかしいウソなんですが、これはあくまでも感覚的なものということで…)。
偏見は良くないですが、振り飛車党ばかりのこの偏りはまあそんなところしか思いつかないですね。
まあ女性でも余裕で居飛車指せると思いますけどね。ただやっぱり「なんかやだ」って感じなんでしょうね。
私は清水さんや矢内さんを尊敬してますけどね。
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トップ棋士・清水・中井・矢内・千葉・石橋(振飛車も指す)が居飛車だからでしょう。
ここに勝つには、居飛車では厳しいからでしょう。
振飛車は、斎田に、若手では岩根・甲斐・里見が実績を上げています。
その次も、振飛車が多いです。
男子棋士が、大山・升田の振飛車に居飛車で立ち向かった歴史と似ているだけと思います。
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『女だから』というのが一番なのでしょうか。
偏見でもきちんと分析したとしても結果は同じになりそうで。
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居飛車党を名のるからには、矢倉相懸かり横歩取りタテ歩取り腰掛銀…もちろん対振り飛車などあらゆることを勉強しなくちゃいけません。一方振り飛車党ならば、一応飛車をどけて(囲いの邪魔になるので)急戦に対するサバキを覚えれば、あとは相振りにどう対処するかぐらいなもんです。手っ取り早くプロを自称するにはこれが近道なんじゃないでしょうか。
四間飛車だけで飯を食っている棋士と、名人のように何でも研究して指しこなす棋士を比べると、ずいぶんコスト・パフォーマンスが違うなあと感じます。もちろん後者を尊敬します。
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